7. 見つかったたくさんの障害

7. 見つかったたくさんの障害

これは私の経験談です。続き物になっています。

見つかったたくさんの障害

産後一週間経ち、紹介状を書いてもらって県立の大きな病院に検査入院することになった。
その中の周産期センターというところで入院したわけだが、命のチューブに繋がれている赤ちゃんがたくさんいた。
奇形のある赤ちゃんもいたし、頭だけ大きな赤ちゃん、ものすごく小さく生まれた赤ちゃんもいた。

昨日までいた産院ではいわゆる「健常」の赤ちゃんの中にいたわけであるが、ここにいると今のところ命には別状がないわが子の障害が一見軽いような気がした。

とりまく世界が変わると気持ちまで変わるものだ。

息子の検査は2日ほど要すると言われ、母乳を冷凍にして届けた。

検査の結果が出てから夫と二人で医師の話を聞きにいった。

レントゲンを見せてもらいながら医者の説明を聞いた。
知っていた見た目でわかる鼻の奇形外耳道閉鎖のほか脊椎異常が見つかった。

肋骨の左側半分は正常なのだが右側の上部の肋骨がいくつか癒着していて、
(レントゲンだと枝分かれしているように見えた。)
左右の肋骨が「対」になっていなかった。そして正面から見て35度右に傾いていた。

実は産後息子の世話をした際、そういえばなんか体が「まっすぐ」ではないなあ。とちょっと思っていた。

画像1

上は正常の人の肋骨

画像2

記憶ではこんな感じだった。これまでに見たことのない形の肋骨のレントゲン写真だった。

そしてさらに首の骨が

正常の人は出っ張りのある短い筒の連続で頭蓋骨を支えているような感じだが、

彼の首のレントゲンを見せてもらったらなんか小さな石を無造作に重ねたような首の骨の構造で、

通常私たちがうつむいた時にでる、首の骨の後ろの(恐竜みたいな)ボコボコした出っ張りもなかった。(頸椎?)

医師から

「今後成長していくとき、肋骨の左側と右側が同じように成長していけばいいのだけれど、左側の成長に右が追いつかないということもあり得る(側弯の角度が35度から更に進んでしまうかもという事)そうなると立ったり、歩いたり。。が出来ないかもしれない。
一般的には側弯症といわれる類になるが、その側弯の角度が進むことが一番怖い。
側弯症の手術というのは腰のあたりの背骨の歪みに対して行うものであって、この子の場合は(位置的に)手術は不可能。今後どのように成長していくか。は本当にわかりません。」

と言われた。

鼻の奇形は手術すれば何とかなる、耳も片方は開いているのだし、(この時は聴覚障害だとは気付いていない)なんとかなる。なんとか。。。と思っていた私だが、

ここにきて「さらにまだ(障害が)あるのか。。まだ。。」と絶望的な気持ちになってしまった。

手術もできない。見守るしかない。どうすればいいのか? でもどうしようもない。。

そんな気持ちで病院を後にし、息子をだっこして実家へ戻った。

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