13. 天国の特別なこども

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これは私の経験談です。続き物になっています。
生後たくさんの障害が見つかり、その後外表奇形(鼻)の手術と聴覚障害がわかった頃の話です。

天国の特別なこども

生まれつきの外表奇形が顔にあった息子が10ヶ月になって鼻の手術をする日が来た。

手術後、入院中の待ち時間に病院の中をうろうろしまくっていたら、廊下にこんな詩が貼ってあった。

天国の特別なこども

会議が開かれました。
地球からはるか遠くで

「また次の赤ちゃんの誕生の時間ですよ」

天においでになる神様に向って天使たちは言いました。

「この子は特別の赤ちゃんでたくさんの愛情が必要でしょう。
この子の成長はとてもゆっくりに見えるかもしれません。
だからこの子は下界で出会う人々に
とくに気をつけてもらわなければならないのです。

もしかしてこの子の思うことはなかなかわかってもらえないかもしれません。
何をやってもうまくいかないかもしれません。
ですから私たちはこの子がどこに生まれるか
注意深く選ばなければならないのです。

この子の生涯がしあわせなものとなるように
どうぞ神様この子のためにすばらしい両親を探してあげてください。
神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。
その二人はすぐには気が付かないかもしれません。
彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。
けれども天から授けられたこの子によって
ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになるでしょう。

やがて二人は自分たちに与えられた特別の神の思召しを悟るようになるでしょう。
神からおくられたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこのとうとい授かりものこそ
天から授かった特別な子どもなのです。」Edena Massimilla作

そうか!!私は特別な子を授かったんだ。。。
この子の人生がしあわせになるようにと私たちが選ばれたんだ!

生まれる前の赤ちゃんの小さな息子と神様と天使の様子を想像した。

そんな視点それまでなかった。

気持ちが救われるような気がして何度も見たかったので、ネットで検索してプリントし、何年もの間自宅の冷蔵庫に貼ったままになった。

手術後誰にも気づかれなくなった!

形成の退院後もしばらくの間は(顔の)傷口にばんそうこうを貼った状態の生活をしていた。

退院した後の顔を見ておばあちゃんが「よくがんばったよねー」とうるうるしていた。

肌色のばんそうこうだったので少し遠目からみると他人からは(顔に奇形があった事は)一見わからなくなったようだった。
買い物の時「あら。お鼻けがしたの?男の子はけがが絶えないんだよね。」と初対面の人に言われた時、
なんだか普通の男の赤ちゃんに対してのコメントをもらったようで嬉しかった。
手術前の話は→10. 赤ちゃんの外表奇形・5才児に会うのが怖い

これで堂々と公園や買い物に行けると思った。
これまでも堂々と行っていたけど、、、それでもやはり顔のことで人に気付かれないというのはしあわせな事だ。

形成の先生に感謝感謝。。。である。

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