高尾山は美術館
思い立った時に高尾山へ行く。
山は行く季節によって実に様々な表情を見せてくれる。
先日も半日空いたので、途中の展望台まで散歩した。
いつも思うが、本当に高尾山は美術館のようだと思う。
登山スタート時に見つけ、気になった天狗さんの羽。
根っこのストーリー
高尾山の樹木の根っこ。
このうねりの一つ一つにこの木のそれなりのストーリーがあったに違いない。
たまに、「なぜこの方角に向かっているのかな??」と首をかしげる用な根っこもある。
めちゃくちゃかっこいい。
この根っこを都内の美術館に移動し、著名な作家の名前を横に書いたらどんなふうに見えるのだろう?とちょっと想像をしてみたりして。
美術館や展示場に展示されてるものだけがアートじゃないよなー。と思いつつも
人間が自然から得た情報を、脳で処理し、書なり絵画なり写真なり文章なりの表現をしたもの=アートと定義つけるならこの根っこそのものはアートではないということになるのか。云々。(写真で見せてるこれはアートなのか?)
個性的な木肌
少し油絵モードで撮影してみた。
一つの樹木のこのエリアでテクスチャーが変わってる。
その時内部で何があったのだろう?
これは7月の木の肌。もはや絵画。
高尾山は500歳以上の樹木がたくさん存在している。
様々な環境の変化(木自身にとっては厳しいこともあったと思う。)に耐え、それでも生きて行くために適応し、
その木の個性になっていく。
長年に渡って厳しいストレスをくぐってきた強さに美しさを感じる。
他にも
このカール!
これは5月だったかな?
唐草の巻きに見とれてしまった。美しすぎる。
私は作品を制作しているので、「ネタ探し」に最適だ。
いろんな意味で高尾山はものすごく学べる。
展示会のお知らせ (3月に高尾で展示会を開催させていただくことになりました!!)